2023年4月より日本学術振興会特別研究員(DC2)になりました
2023年4月より、学振特別研究員(DC2)に採用されました。研究テーマは「マンガにおけるテクノロジー表象の歴史的研究:科学技術イメージとマンガ表現の関係」となっています。ポップカルチャー研究の方など、ご要望があれば申請書をお送りしますので、ご連絡ください。
2023年4月より、学振特別研究員(DC2)に採用されました。研究テーマは「マンガにおけるテクノロジー表象の歴史的研究:科学技術イメージとマンガ表現の関係」となっています。ポップカルチャー研究の方など、ご要望があれば申請書をお送りしますので、ご連絡ください。
主に大学院の博士課程で文化/芸術の歴史を研究している人たちが集まり、1960年代以降の「東京」をめぐるイメージの歴史について論じた本です。自分は「都市のレイヤーを描く:マンガの中の東京、その地下」というタイトルで、マンガ作品に登場する都市/東京の姿について書きました。
11月20日開催の文学フリマ東京35にて頒布された同人誌『一連』vol.4に寄稿しました。田河水泡「人造人間」という戦前のマンガについて書いたvol.1、施川ユウキ「バーナード嬢曰く。」論のvol.3に続いて、3度目になります。今回は2021年に単行本が出たタナカミホ「空飛ぶ馬」について論じました。
『ユリイカ』2022年11月号の今井哲也特集に寄稿しました。今井哲也氏はマンガ家で、近年ではアニメ化もされた「アリスと蔵六」という作品が有名です。今井作品の主題やスタイルについて詳しくは特集を読んでいただくとして、ここでは、なぜいま今井哲也なのかという点について、私なりの考えを書いておこうと思います。
東京大学大学院総合文化研究科のフランス語系ジャーナル『Résonances』第13号に投稿した書評が公開されました。フランスにおける日本アニメ受容史についての論集を紹介しています。
文化庁メディア芸術祭の受賞作品展に行ってきた。例年会期が短いために行きそびれ、マンガは展示より読んだ方がいいはずだなどと後付けで言い訳をするのが通例になっていたのだが、今回はエンターテインメント部門で大賞をとった『浦沢直樹の漫勉』関連のイベントが開催されるということで、きちんと予約を取って行くことに成功した。
だいぶ経ってしまったが、8月21日開催のオンラインシンポジウム「マンガ史の書かれ方×見つめ方」のことを振り返っておく。当日はzoom上で70人を超える参加があり、この手のイベントとして十分すぎる盛況ぶりだった。戦前のマンガ史というテーマに関心を持つ人がそれだけいたことには率直に驚いたし、ありがたい限りだ。
7月下旬ごろ、これはもう十中八九コロナだろうという症状に見舞われた。のどの痛みに始まり、全身の倦怠感と37~38.5℃程度の発熱、痰の絡んだ咳へとゆるやかに経過した不調は4日程度続き、それらが収まった後もしばらくは空咳が残った。
超スーパーな映画だ。原作序盤の徹底的に活劇だったころの「ドラゴンボール」が好きで、その後に作品の中心となっていった超人たちの力比べにはついていけなかったという人にこそ、本作を勧めたい。
2022年8月21日(日)AM10:00より、日本マンガ史研究に関するオンラインシンポジウムを開催します。2021年に英語圏で出版された研究書Comics and the Origins of Manga: A Revisionist Historyの著者であるEike Exner(アイケ・エクスナ)氏をお招きします。